札幌から車で約2時間の距離にある「星野リゾートトマム」
JRトマム駅から星野リゾートトマムまで送迎バスが運行しています。
送迎バスはザ・タワーまでは約5分、リゾナーレトマムまでは約10分で到着しますよ。
今回は「トマム・ザ・タワー」に大人2人+1歳1ヶ月の子供と一緒に宿泊しました。
などを詳しく紹介していきます。
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
目次
トマム・ザ・タワーとリゾナーレトマムの違い
星野リゾートトマムのホテルは「トマム・ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」があり、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。
写真右の2棟がリゾナーレトマム。左の2棟がトマム・ザ・タワー。
まずはリゾナーレトマムから紹介。
リゾナーレトマムは全室100㎡以上、展望ジェットバス・サウナ付のオールスイートのホテルです。
どのお部屋に宿泊してもとても広くラグジュアリー。
その分お値段もトマム・ザ・タワーに比べて約2倍となります。
星野リゾートトマムの一番奥に位置しておりバス移動が必須。
続いて「トマム ザ・タワー」の紹介。
トマム・ザ・タワーはリゾートの中心に位置し、GAOアウトドアセンターにも近く、利便性の高いホテルです。
お部屋はリゾナーレに比べてコンパクトな分宿泊料金はお安め。
星野リゾートトマムの中心に位置してるいるので、この記事で紹介するビュッフェダイニング「ニニヌプリ」と「hal-ハル‐」にも徒歩10分程度で行くことができますよ。
さらにホテルの目の前がファームエリアのためこちらも歩いていくことができます。
お部屋が全く異なるので目的に合わせて選びやすいですね。
プールやアクティビティを楽しむ方はトマム・ザ・タワーがおすすめ。
連泊やお部屋重視でゆっくりしたい方はリゾナーレトマムがおすすめ。
トマム・ザ・タワーの情報
木の鹿さん?がお出迎え。
お部屋にはアメニティは一切ないのでフロント付近から持って行きましょう。
可愛いこども用のアメニティはフロントでもらえますよ。(写真右)
トマム・ザ・タワーはタワーⅠとタワーⅡに分かれています。
エリア内バスマップはこちら。バスは15~20分置きに出ています。
ちなみに徒歩だとザ・タワーから「ニニヌプリ」までは10分程度、「水の教会&hal」までは5分程度で到着しました。
ビュッフェダイニングhalは駐車場もあるので車移動も可能です。
トマム・ザ・タワーショップ
ショップはとても広くお土産やぬいぐるみもあります。
子供向け商品も販売していました。
赤ちゃん用ミルク、ベビーエプロン、ベビー麦茶、お菓子、ベビーフードなど。
トマムオリジナル商品がたくさん。
ヤギの郵便屋さんのぬいぐるみが可愛い。
トマム・ザ・タワーのキッズスペース
キッズスペースは1階フリーラウンジ「yukku yukku」の隣にあります。
チェックイン・アウト時の待ち時間に遊べるのは有難い。
トマムザ・タワーの客室
客室
こちらはファミリーツイン 32平米のお部屋。
タワー2のお部屋です。
低床ベッドでベッドも楽々移動できて子供連れには安心のお部屋でした。
こちらのお部屋はベッドルーム以外は土足です。
こちらは別日で宿泊したスタンダードツイン 24平米のお部屋。
タワー1のお部屋です。
我が子は1歳半以降はベッドから落ちる心配もほぼなく、こちらのお部屋タイプでも不自由ありませんでした。
ただおむつステーションがタワー2にあるためタワー1に宿泊した際は少し面倒。
ベッドはどちらのお部屋もシングル(97cm)が2台。
はいはい時期の赤ちゃんは土足禁止の「ベビーズルーム」か「キッズフォースルーム」のお部屋がおすすめです。靴を脱いでくつろげるお部屋ですよ。
どちらも4部屋程度しかないので早めの予約が必須。
お部屋25階からの景色。ファームエリアが一望できる部屋でした。
トマムでは夏季(7月中旬~9月下旬)20:30〜5分程度打ち上げ花火が見られます。
ファームエリア側は夜の打ち上げ花火は見えません。
冷蔵庫、クローゼット、部屋着
冷蔵庫、コーヒー、お茶はテレビの下にあります。
ミネラルウォーターはありませんでした。
部屋着はフリーサイズのワンピースタイプ。サラサラした生地です。
子供用の部屋着は110cm、130cm、150cmの用意があるよう。
お風呂・トイレ
お風呂・トイレは一体型。
明るく浴槽も広く、キレイでした。
ファミリーツインのお風呂・トイレ写真はありませんがはこちらは少し古く感じました。
バスタオル、フェイスタオルは大人分のみ。
ベビー用品貸出
ベビーソープの貸出を電話でお伝えしていたのですが、おむつのゴミ箱とおしり拭きもお部屋に用意してくださいました。
ゴミ箱はおむつを捨てると自動でねじって密封してくれるため全く臭いませんでした。
土足禁止の「ベビーズルーム」「キッズフォースルーム」のお部屋は連絡しなくてもおむつ用ごみ箱、補助便座、踏み台、ベビーチェアなどのベビー用品がお部屋に用意してあります。
おむつステーション
タワー2の27階にはおむつステーションがあり無料でおむつが貰えます。S、M、L、BIGの4サイズで全てパンツタイプでした。
すぐ隣には絵本の貸出もあります。
おむつは旅行で一番嵩張るので無料なのはとてもありがたい。
フリーラウンジ「yukku yukku」
【営業時間】10:00~20:00(ラストオーダー19:30)
こちらはザ・タワー/リゾナーレトマム宿泊者専用ラウンジ。
キッズスペースのすぐ隣にあります。
席数は多くはないので16時頃、20時頃に行った際はほぼ満席でした。
子供用の椅子もありますよ。
スパークリングワイン、ミネラルウォーター、りんごジュース、コーヒー、ティーパック(アールグレイ、ダージリン、イングリッシュブレックファースト)が無料で飲めます。
ワインのグラス以外は紙コップでした。
ラウンジのすぐそばにはおむつ替え、授乳室もあるので安心。
ファームエリア
星野リゾートトマム内にある約100haの広大な「ファームエリア」
敷地の中で牛やヤギなどの動物を近くで見ることができます。
巨大牧草ベッド、牧場ラウンジ、羊とお昼寝ハンモック、ヤギの郵便屋さんなど体験できて料金は無料。
営業時間は16時または17時なので注意。
ヤギの郵便屋さん
【営業時間】9:00~16:00
郵便局員に扮したヤギの姿を眺めることができるスポットです。文字を彫ることができる葉を専用のハガキとして使用して手紙を出すことができます。葉はがき1枚500円。
16時を過ぎていましたがヤギは近くで見ることができました。
巨大牧草ベッド
【営業時間】10:00~16:00
牧草を敷き詰めたベッドです。
営業時間外はビニールシートがかぶせてあり利用できませんでした。
星野リゾートトマムの食事
星野リゾートトマムの敷地内にはレストランが数店舗入っています。
この記事ではビュッフェレストラン「ニニヌプリ」と「hal」を紹介。
ニニヌプリのディナービュッフェ
【利用時間】17:30~21:00
トマム・ザ・タワーより連絡通路で10分
【ディナー料金】大人3,900円/7歳~11歳2,700円/4歳~6歳2,000円/3歳以下無料
予約不可のため早めに並びましょう。
17時半〜なので念の為15分前に到着。すでに30組ほど並んていました。
ザ・タワーから歩いて10分ほど。巡回バスも出ています。
連絡通路があるので悪天候や冬でも安心。
記名などはないので並んだ順。ここにずらっと並びます。
夕食のコンセプトは「肉ビュッフェ」。
「牛肉の鉄板焼き ハスカップソース」、「ラム肉のジンギスカン」、「鶏肉の新子揚げ」、「豚肉のポルケッタ」を目の前で調理してくれます。
3歳以下は無料です。子供用の椅子(ベルト付き)、ハイローチェアがありました。
離乳食が貰えるとのことなので牛そぼろの肉じゃが、ご飯、3種類のフルーツジュレをお願いしました。
こちらのオーダーシートに記入すると持ってきてくれますよ。
これでは物足りなさそうにしていた我が子にはビュッフェのリンゴ、みかんなどを追加で。
ウェットティッシュと紙エプロンも持ってきていただけました。
1歳児は手づかみ食べでご飯を撒き散らすのでウェットティッシュはとてもありがたい。
紙エプロンは我が子は引きちぎるので使えませんでした。
ニニヌプリの朝食ビュッフェ
【利用時間】7:00~10:00
【朝食料金】大人2,600円 7歳~11歳1,900円 4歳~6歳1,400円 3歳以下無料
※朝食券で利用可
朝食ビュッフェのおすすめは「海宝丼」と「フレンチトースト」とのこと。
フレンチトーストが分厚くてふわふわで美味しい。シロップもメロンやマンゴーなど5種類ほどあります。パンは2種類しかなく和食がメインのよう。朝のビュッフェでも離乳食がもらえますよ。
hal‐ハル‐のディナービュッフェ
【営業時間】17:30 ~ 21:00 ※要予約
【料金】大人 5,500円 7歳~11歳 4,000円 4歳~6歳 2,800円 3歳以下無料
ビュッフェダイニングhal -ハルは利用日の30日前よりWEBにて受付しております。
※予約は前日まで。
利用日によってはすぐに埋まるので早めの予約がおすすめ。
➤➤WEB予約はこちら 星野リゾートビュッフェダイニングhal
予約時間までは入口付近で待機。予約時間になると名前が呼ばれます。
こちらがメインの「蟹の甲羅焼き」、「たっぷりきのこの蟹グラタン」、「サーモンといくらの親子手巻き寿司」。
ライブキッチンで作り立てをもらえます。常に列ができていました。
お刺身はサーモン、甘海老、イカ。
サラダドレッシングは「すりおろしオニオン」、「シーザー」、「すりおろしにんじん」の3種類。
真鯛のカルパッチョ、白身魚のエスカペッシュ、春雨サラダ、バンバンジー、(写真右)
デザートはこちら。一番奥の機械はソフトクリームでした。
飲み物はオレンジジュース、リンゴジュース、ウーロン茶、紅茶のティーパック、コーヒー。
ニニヌプリ同様子供用の食器、ウエットティッシュ、紙エプロンをもらえます。
希望すれば離乳食、子供用の麦茶パックももらえますよ。
以前はカニの足や雲海パフェもありましたが無くなっており残念。
子供連れが多かったですがデザートやフルーツも少なめに感じました。
hal-ハル‐の朝食ビュッフェ
【営業時間】6:30 ~ 9:30 ※予約不可
【料金】大人 2,600円 7歳~11歳 1,900円 4歳~6歳 1,400円 3歳以下無料
※朝食券でご利用可
朝食ビュッフェのライブキッチンはローストビーフが乗った「山わさびごはん」と「フレンチトースト」
どちらも出来立てが食べられます。
パンの種類がとても豊富でパン好きにはテンションの上がる光景。サイズも小さめで数種類食べられました。
右からたまごパン、メロンパン、チョコクロワッサン、キャロットロール、ヴィエノワ、チーズカレーパン。
クランベリーベーグル、桃デニッシュ、イチゴデニッシュ、塩パン、クロワッサン、パンオレザン、紅茶マフィン。
飲み物はフレッシュモヒート、ゆずはちみつ、アップルジンジャー、リンゴジュース、オレンジジュース、コーヒー。
ディナービュッフェ同様に希望すれば離乳食、子供用麦茶パックをもらえます。
パンがどれも美味しく良いサイズ。山わさびごはんも美味しく洋食和食どちらも楽しめました。
星野リゾートトマムの雲海テラス
【期間】5月中旬~10月中旬
【料金】 大人 1,900円/小学生 1,200円/ペット500 円/未就学児無料
※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊者は無料
【時間】(5月)5:00~7:00(6,7,8,10月)5:00~8:00(9月)4:30~8:00※上りゴンドラ最終乗車
天候や気象条件によりゴンドラが運休する場合があります。
冬季は霧氷テラスとして楽しめます。
雲海テラスは、気象条件がそろった時に流れ込むダイナミックな雲海を間近で観賞できる展望施設です。
雲海が発生する確率はおよそ40%
3階建ての展望デッキや6つの展望スポットで景色を楽しむことができ、屋内カフェ「雲Cafe」の雲をテーマにしたドリンクやスイーツも堪能できます。
雲海テラスでの服装
雲海テラスへ行く時、心配なのが服装かと思います。
北海道の朝晩は真夏でも10度前後の場合もあり、とても冷え込みます。
8月の平均最低気温は14度。基本は長袖が良いかと思います。天候によってはウィンドブレーカーを持って行くと安心です。
5月、10月の平均最低気温は5度とかなり低め。ダウンなど冬の防寒具が安心かと思います。
雲海テラスは砂利道や登り坂もあるので足元はスニーカーがおすすめです。
雲海ゴンドラ
頂上へは雲海ゴンドラに乗車して片道約13分で到着します。
6時前後がかなり並んでおりゴンドラ40分待ち。
朝食の時間も限られているので早めに行くか、6時半以降の乗車がおすすめ。
ゴンドラ乗り場へは駐車場があるので車でも行けます。ただ駐車場に限りがあるので時間帯によっては停められない可能性があるとのこと。
当日は所々に雲海が発生していました。
9月上旬のこの日の雲海テラスの気温は8度と出ていました。秋の服装で行きましたが意外と温かく半袖の人もいました。
Cloud9
大自然の中で絶景を楽しめる個性的な6つの展望スポット
2022年5月時点で6つの展望スポットが完成しており、今後も増えていく予定です。
山道に沿って、設置された6つの展望スポットを巡ることで、それぞれ違った角度から絶景を楽しむことができます。
クラウドウォーク
雲の形をした展望スポット。吊り橋のような構造で歩くと微かにゆらゆらします。雲の上を歩いているような気分になれます。
クラウドベッド
雲をつくる「雲粒」をイメージした全長約15mの展望スポット。径40〜60cmの弾力のあるクッションに、寄りかかったり座ったりと自由な姿勢で雲海を眺められます。
クラウドバーから順に進みましたが全て見て周るには30分は見ておいたほうが良いでしょう。
どれも最高の写真スポットで雲海テラスを存分に満喫することができました。
ミナミナビーチ
【営業時間】 11:00~20:00(最終入場 19:00)
【営業期間】 5月~10月
【入場料】日帰り 大人 2,600円/小学生 1,100円/未就学児 無料
宿泊者は無料です。チェックイン日~チェックアウト日の営業時間中なら再入場可能です。
バスタオル、フェイスタオルは無料貸し出ししています。
ガラス張りの館内は常に30℃以上の常夏。
日本最大級30m×80mのウエーブプールを備えたインドアビーチです。
ミナミナビーチにはわくわくプールデビューセット(1,500円)が販売されておりプールが初めても赤ちゃんも楽しめますよ。
【内容】プールデビューサポートブック、水遊びセット(バケツ・スコップ・生き物の形の入れ物)・浮き輪・バスポンチョ(以上は全てレンタル)・麦茶
水遊び用おむつ1枚+紙おむつ1枚のセットも150円で販売されています。
ベビーベッドの貸出も無料。
入ってすぐ左が受付になります。
ミナミナビーチは下の階にあり、受付ロビー階から眺めることができます。
カフェやショップもありますよ。
【営業時間】カフェ12:00~17:00(5月~10月)バー17:00~22:00(L.O 21:30)
「北海道ソフトパフェ」や「北海道カップジェラート」、テイクアウトも可能なフードが販売されています。
水着のレンタルはこちら。
男性水着(M~4L)、女性水着(7~15号)、男児・女児水着(100~150㎝)1,100円
ビキニ(9,15号) 1,600円
ラッシュガード (M、L、2L、3L)1,100円
レンタルパレオ(サイズフリー)1,100円
メインはウエーブプール。30分置きに平行波とちょっと大きめの荒波タイムがあります。
ライフジャケットがあったので着せてみましたがほぼ抱っこするのでいらないかも。
こちらは水深30cmの子供用プール。水温は36度。
ウエーブプールよりも温かくカラーボールもあり気に入ったよう。
すぐ隣にはジャグジーがありこちらも36度と温かくお風呂に入っているよう。
※ジャグジーは1段目水深60cm、最深部80cmと深いので抱っこしながら入る際注意。
更衣室にはベビーベッドもあります。柵が低めでつかまり立ち前の赤ちゃん用。
我が子は1歳ですが寝てしまったためベッドがあり助かりました。
星野リゾートトマムの評価、まとめ
総合
部屋 風呂 食事
まとめ
広い施設でチェックイン前やチェックイン後にも楽しむことができます。緑が多く牛やヤギが近くで見ることができたり北海道感も満載。
夕食と朝食会場は数店舗から選べるので連泊するのもオススメです。
冬はスキーや雲海ゴンドラで「霧氷テラス」にも行けるので1年中楽しめる施設です。
ベビー用品貸出も多く荷物も最小限で済み、赤ちゃん連れに優しいホテルでした。